※この記事は「仔馬カメラFC」の過去投稿(24年9月)の再掲です。


馴致は腹帯に慣れさせて、鞍に慣れさせて、ハミに慣れさせて、人を乗せる事に慣れさせて、、、を一頭一頭付きっきりでやるのでとても時間がかかる地道な作業です。1日にできる頭数も決まっているので育成場が混んでいると1ヶ月以上待つ事もあります。

馴致が早く終わった方が早く乗り出せるのメリットがありますが8月に馴致をしても11月に馴致をしても結局年末には調教メニューが追いつくそうです。

実際、道営の馬は11月に馴致してほとんどの馬が2歳5月にデビューします。

アジュマンは去年8月に馴致をしました。ロンティは9月でした。クモヒトツナイは10月に馴致でした。

馴致が早い方がいいのか、馴致を遅らせて長く夜間放牧をしていた方がいいのか、正直まだ分かりません。(クモはリハビリで夜間放牧もしていなかったのでレアケースです)

育成場にいくと預託料が高くなるので移動が遅い方がサイフに優しいというメリットはあります。

そんな感じで今は与えられた現状がその馬にとってベストの巡り合わせと信じるしかありません。今後は色々リサーチをして何がベストか探求する必要があります。

カテゴリー: コラム

アバター画像

仔馬カメラ

競馬ファンとして18年。たくさんの感動と興奮をもらった恩返しとして、もっと競馬ファンを増やしたい。馬の魅力を広めたい。乗馬人口を増やしたい。一口馬主をもっと面白くしたい。 そう思って、2021年に「仔馬カメラ」を始めました。周囲の方々に助けられながら、少しずつ形になりつつあります。これからもたくさんの感動と興奮をお届けできるよう、新しいことに挑戦していきます。